インドネシア大使がプレイベンで食糧安全保障協力を探る

日前のASEAN・オーストラリア特別首脳会議の傍ら、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領とカンボジアのフン・マネ首相との二国間会談に続き、サント・ダルモスマルト駐カンボジア王国インドネシア大使がプレイヴェン州を訪問した。

以前に様々なニュースで報じられたように、ジョコウィ大統領とフン・マネ首相は、特に米貿易との関係で、食糧安全保障協力を進めることで合意した。ジョコウィ大統領は、インドネシアが競争力のある価格でカンボジアから再び高品質の米を輸入できることに期待を表明した。

一方、サント大使は、プレイベンのスオン・ソマリン知事との会談で、今年インドネシアとカンボジアの外交関係65年の勢いは、より大きな経済協力を促進することができることを強調した。

「農業分野では優れた可能性があります。このため、プノンペンのインドネシア大使館は現在、民間部門と国有企業によって開発することができる協力の形態に関する研究と分析を行っている 」と大使は言った。

プレイベン滞在中、サント大使は月産約3,000トンの米を生産できる近代的な大規模米工場を2つ訪問した。また、ピーム・ロー・コミューンのチャク・クラン村にある養殖場も視察した。

サント大使は、カンボジアのコメ産業はインドネシアの食糧備蓄を強化する取り組みを支援する用意があると述べた。「この分野でのパートナーシップは、将来的にインドネシアとカンボジアの協力を強化するための重要な要因となり得る。」