CRF、コメ輸出を最大化するための運転資金を募集
カンボジアライス連合会(CRF)は、カンボジアが年間200万トンまで輸出できる可能性があるとして、輸出能力を最大化するために精米業者に籾米を集めるための運転資金を求めた。
CRFのチャン・ソクヘン会長は、カンボジアは第一段階として年間100万トンの米輸出を設定し、第二段階として年間200万トンの輸出に倍増させると述べた。
100万トンの精米輸出を達成するためには、米部門は追加の運転資金として約1億2000万ドルから1億5000万ドルが必要であると、彼は水曜日に開催された “Non-Sovereign Forum “で述べた。
このフォーラムには、民間セクターや開発パートナー、アジア開発銀行(ADB)、国際金融公社(IFC)、パリを拠点とするプロパルコの関係者が出席した。
「第二段階である年間200万トンの潜在能力をフルに発揮するためには、さらに3億ドルが必要です」とソクヘン氏は述べた。
地元の銀行や小口金融機関、海外からの追加運転資金は、農家から籾を集荷し、輸出用の精米用に保管するために使用され、外部に流出することはないと同氏は述べた。
国内の精米業者には、大量の籾を購入したり、精米工場を建設したりする資金が不足していることが多い。また、商業銀行やその他の金融機関から融資を受けるための担保も不足している。
現在、精米業者は担保を必要とする地元の銀行やMFIから金融サービスを受けている。さらに政府は、国営の農業農村開発銀行を通じて、精米工場やその他の加工企業が農家から籾を手頃な価格で購入できるよう支援している。
カンボジアは、2023年の通年の精米輸出目標を75万トンとし、2025年までに100万トンに引き上げるとしている。
CRFの報告書によると、カンボジアは第1四半期に32万9,633トンの精米を輸出し、約2億2,900万ドルの収入を得た。
世界52の国と地域に出荷され、輸出された精米の品種は、高級芳香米、香り米、長粒種白米、パーボイルドライス、有機米などである。
1-6月期、カンボジアは近隣諸国と220万トンの水稲を国境貿易し、約5億7,800万ドルの収入を得た。