カンボジア国立銀行総裁、アジア開発銀行総裁と会談

カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総裁は3月20日、新たにアジア開発銀行(ADB)に就任した神田将人総裁のカンボジア公式訪問中に会談した。
二人はカンボジアの成長の可能性と、それを支えるために必要なインフラ投資について話し合った。
セレイ総裁は、1990年代からカンボジアの経済発展を支援し、数多くの開発プロジェクトに技術支援と融資を提供してきたADBの重要な役割を強調した。
また、ADBはマイクロファイナンス・セクターの発展に向けた規制の整備を支援することで、銀行システムの発展に大きく貢献し、カンボジアはこのセクターで規制を設けた世界初の国になったと付け加えた。
セレイ総裁はまた、2000年代初頭から現在に至るまで、カンボジアの金融セクターの発展に対するADBの貢献を高く評価した。
さらに、カンボジア経済にとって潜在的なセクターであるカンボジアの農業の発展におけるADBの積極的な役割を強調した。
一方、ADB総裁は、カンボジアの経済成長と貿易を支え、金融包摂を促進するのに役立っているカンボジアの銀行・決済システムの進展について、NBCを称賛した。
また、ADB総裁は、バコンシステムが多くの発展途上国にとって、経験から学ぶ成功モデルであると賞賛した。
神田は、ADBが今後もカンボジアの金融・経済セクターの発展に積極的に貢献していくことを確認した。
会談後、神田はプレア・スレイ・イサナヴァルマン経済貨幣博物館(SOSORO)を訪問。
同博物館は、包括的でわかりやすい情報を提供し、来館者がカンボジアの発展について学ぶことができる素晴らしい構成になっていることに感謝の意を表した。