ベトナム人177人をカンボジアから送還、指名手配容疑者2人を特定

南部タイニン省の国境警備隊司令部は、地元警察と協力し、カンボジアで不法労働と居住に関与したベトナム人177人の受け入れと確認を完了した。
タイニン省当局は2月6日、在カンボジア・ベトナム大使館から女性19人、男性158人をモクバイ国際国境ゲートで受け入れたと、国境警備隊司令部が7日に発表した。

帰国者のうち2人は指名手配中の容疑者であり、1人は13歳~16歳未満の未成年者と性的関係を持った容疑でホーチミン市トゥードゥック市の警察に、もう1人は窃盗容疑でホーチミン市3区警察に指名手配されている。

177人の送還者のうち、48人は合法的にベトナムを出国したが、129人は不法に国境を越えた。カンボジアのスバイリエン省にある会社が運営するギャンブル、偽投資、ロマンス詐欺などのオンライン詐欺に176人までが関与していた。一方、1人は荷送人として働いていた。

タイ・ニンの警察と国境警備隊は、資産をだまし取る詐欺と人身売買の疑いがある30人を捜査している。