オーストラリア、カンボジアのオタワ地雷対策会議開催を支持

オーストラリアは、カンボジアが被援助国から世界的な指導国に転じたことを称賛するとともに、今月末に開催されるオタワ地雷対策会議の開催を歓迎した。
「カンボジアは11月25日から29日まで、オタワ条約地雷対策会議を主催し、地雷対策における世界的なリーダーシップを強調する。カンボジアは、条約を主宰し、この重要な会議を主催するアジア初の国です」と、在プノンペン・オーストラリア大使館は昨日のメッセージで強調した。
同大使館は、オーストラリア大使館は30年以上にわたってカンボジアの地雷対策パートナーであることを誇りに思っていると付け加えた。会議開催に先立ち、オーストラリアはカンボジアとの地雷除去活動を紹介する一連の投稿を行う予定である。
「カンボジア政府と国民が、この重要な会議とカンボジアの地雷廃絶への野望を成功させることを祈ります」と同大使館は述べた。
カンボジアは2000年にオタワ条約の締約国となり、対人地雷撤廃の模範的かつ主導的な締約国としての役割を果たしてきた。カンボジアは、今年11月下旬にシェムリアップ文化省で開催される地雷禁止条約第5回再検討会議(地雷のない世界に関するシェムリアップ・アンコール・サミット)の議長国に164の締約国から選出された。
カンボジアの議長国就任は、国境、セクター、コミュニティを越えた協力の強化を求めるものである。シェムリアップで開催されるこのサミットで、カンボジアのコミットメントは、地域の進展だけでなく、世界的なパートナーシップを促進し、集団的支援と革新的な資金調達を通じて地雷対策の長期的な持続可能性を確保することにも及ぶ。
今度のサミットは単なる外交的な集まりではなく、世界中の国や組織が条約の成果を見直し、「シェムリアップ-アンコール行動計画2025-2029」で新たな優先事項を設定することにより、地雷のない世界を目指す努力を再評価し、再確認し、再集中させる歴史的な機会なのである。