アジア開発銀行と科学技術・イノベーション相、水供給・衛生サービスの進展加速に向け提携

ヘム・バンディ工業・科学技術・イノベーション相(MISTI)は木曜日、アジア開発銀行(ADB)の斉藤紀夫水・都市開発セクター・シニアディレクターを団長とする代表団を迎え、カンボジアの水供給・衛生サービスの強化について協議した。
会議の中で斉藤氏は、カンボジアの水供給・衛生セクターの発展に対するADBのコミットメントを再確認した。また、これらのセクターが相互に関連していることを踏まえ、代表団は、公衆衛生と環境保護を促進することを目的とした、これらの重要なサービス、特に廃水管理に資金を提供するための持続可能な料金・収入徴収メカニズムについても検討した。
バンディ工業は、特に水供給において、極端な気候変動によるサービスの中断に備える上で、州の戦略的役割を強化する必要性を強調した。同大臣は、同省は同国における廃水サービスを前進させるための重要な施策の実施に尽力していると述べた。
また、清潔な水のインフラ整備、水源の確保、水道事業者への技術支援の提供に対するADBの継続的な協力と支援を要請した。
カンボジアの開発に対する長年のコミットメントにより、ADBは現在、1億1,900万ドルの地方給水・衛生プロジェクトなどのイニシアチブを支援しており、2025年後半までに承認が見込まれる都市開発向けの4億ドルのマルチ・トランシェ融資ファシリティを準備中である。