カンボジア国家オリンピック委員会会長、日本大使と会談

カンボジア国家オリンピック委員会(NOCC)の会長であるトン・コン上級大臣は、今朝、NOCCにおいて植野篤志駐カンボジア日本大使の表敬を受けた。
会談では、カンボジアと日本は、今後開催される国際スポーツイベントや、2029年にカンボジアで開催される第5回アジアユースゲームズに向けて、柔道、空手、テコンドー、体操などのハイレベルなスポーツの発展に関する協力を強化するため、多くのスポーツ関連活動について話し合った。

コン大使は、2つの点を検討するよう大使に要請した。1つ目は、空手、柔道、体操を専門とする日本人コーチにカンボジア人の育成を依頼すること、2つ目は、大会に向けたカンボジア人選手への日本での空手、柔道、体操トレーニングの奨学金を提供することである。

過去、日本はカンボジアと何度もスポーツの発展に協力しており、特に大きな大会では、前駐カンボジア日本大使の小川郷太郎氏が、カンボジアで開催されたSEA Games 2023の前に、カンボジアの選手たちを柔道と空手の日本研修に派遣し、選手たちが金、銀、銅メダルを獲得したように、協力している。

また、カンボジアで開催されたASEANパラゲームズ2023の準備期間中、日本チームは60人の障害者アスリートの障害分類を組織し、大会が円滑かつ成功裏に運営されるようにした。