東南アジア諸国連合(ASEAN)は、中国にとって最大の貿易相手国としての地位を維持しており、2024年1〜7月期の二国間貿易額は3兆9200億人民元(約5466億ドル)に達した。中国税関総署(GAC)が発表したデータによると、これは前年同期比10.5%の増加である。
GACの報告によれば、中国のASEAN諸国への輸出額は2兆3,600億元で、前年同期比13.7%の伸びを示した。この結果、中国は15年連続でASEAN最大の貿易相手国としての地位を固め、ASEANは4年連続で中国の貿易相手国トップとなった。
2023年には、中国とASEANの貿易額は中国の国際貿易総額の15.4%を占めた。これは2024年の最初の7ヵ月間で15.8%にさらに増加し、この経済パートナーシップの重要性の高まりを浮き彫りにしている。
ASEAN加盟10カ国のうち、ベトナム、マレーシア、インドネシアがこの期間、中国の貿易相手国としてトップに浮上した。ベトナムとの貿易高は24.1%、マレーシアとの貿易高は13.7%、インドネシアとの貿易高は4.1%急増した。