第6回「ゴールデン・ドラゴン2024」軍事演習が成功裏に終了

昨日、コンポンチュナン州で開催された第6回「ゴールデン・ドラゴン2024」軍事演習は、両国の戦略的パートナーシップと運命共同体の構築という実りある成果を収め、無事終了した。
閉会式は、コンポンチュナン州サマッキミャンチェイ郡の軍事警察訓練センターで行われた。

カンボジア海軍と中国海軍の初の海軍演習は5月27日、プレアシアヌーク州のリーム海軍基地で終了した。

式典は、国防相のティー・セイハ将軍と中国人民解放軍(PLA)南方軍司令部副司令官兼参謀長のジャ・ジアンチェン中将の議長の下、政府首脳、カンボジア王国軍(RCAF)司令官のヴォン・ピセン将軍、国家警察総委員会、参謀本部、在カンボジア外国軍事小委員会、東南アジア諸国連合諸国のオブザーバー、国内外のジャーナリストが参加して開催された。

総司令部の情報通信副部長でRCAFのスポークスマンを務めるトン・ソリモ少将は昨日、「RCAFの1,315人の部隊と、戦闘車両や装甲車などの最新兵器を装備した中国人民解放軍の760人の部隊、合計2,000人以上の部隊が参加し、以前よりも大規模なものとなりました」と述べた。

「さらに、今年の演習では、武装ドローン、スパイ・ドローン、作戦を支援するロボット犬などのテクノロジー・システムも取り入れられた」と語った。

「訓練は、理論的な学習、戦闘作戦計画、指揮演習、新しいシナリオ、対テロ共同作戦、人道支援、対テロ、対ハイジャック、海上での共同捜索救助活動に関する情報交換に重点を置いた」と語った。

ソリモ海軍大将によると、初の海軍演習は、シアヌークビル沖で「貨物船をハイジャックするテロリストから人質を解放する作戦」をテーマに実施され、経験交流と作戦活動の維持、信頼関係の強化、両海軍の関係発展の継続的促進を図った。

また、新技術の先端兵器と戦闘技術の使用により、両軍の能力を向上させたが、いかなる国をも脅かしたり危害を加えたりするものではなかったという。

中国国防部の22日の声明によると、「ゴールデン・ドラゴン2024」の中国軍とカンボジア軍は5月19日、軽火器による実弾射撃訓練を行った。双方は武器を交換し、共に射撃経験を共有した。

RCAFの訓練基地で、中国側はカンボジア側に様々な中国製軽兵器の使い方を紹介したという。

操作手順と実弾射撃のプロセスをマスターした後、カンボジアの参加兵士は中国製武器を使用し、実弾射撃訓練の第1ラウンドを実施した。

王立プノンペン大学国際研究・公共政策研究所の地政学アナリスト兼講師であるトン・メングダビッド氏は、昨日、この演習はカンボジア軍と中国軍の軍事協力の拡大と、地域の秩序、安定、海洋安全保障を維持するための準備態勢の強化を示していると述べた。