カンボジア信用調査局、カンボジアで約500万人の借り手を数える

カンボジアの約489万人が2023年時点で銀行や金融機関からお金を借りていることが、先日発表されたカンボジア信用調査局の報告書で明らかになった。

カンボジア信用調査局に加盟している銀行を含む194の金融機関から融資を受けている。

カンボジア信用調査局の報告書によると、昨年の銀行・金融機関の信用増加額は576億ドルに上り、前年比4.8%増となった。

プノンペン市民が167万人で、融資総額の50%に相当する285億ドルを占め、次いでカンダール県民が7.8%、シェムリアップ州民が4.6%であった。

借り手数が最も少ない州は、モンドルキリ州、パイリン州、ケップ州であると報告書は述べている。

昨年の銀行・金融機関の不良債権は4.6%であった。

カンボジア信用調査局のシステムは、マイクロファイナンス機関や銀行への融資の支払い遅延の履歴を記録し、プラスとマイナスの両方のすべての信用取引履歴を記録しているとカンボジア信用調査局の最高経営責任者ウール・ソテアロース氏は述べた。

「カンボジアでは、100人中10人以下が支払い遅延者です」と、ウール・ソテアロース氏は4月3日、メディア関係者を対象としたカンボジア信用調査局のトレーニングコースで述べた。
カンボジア国立銀行のチア・セレイ総裁は、銀行や金融機関からの融資は、対象となる目的のみに使用し、また、必要な場合にのみ使用するよう人々に求めている。

「お金を借りることは必ずしも悪いことではありません。お金を借りてビジネスを行い、収入を得て、貸主に期日通りに返済するのであれば、それは良いことです。しかし、間違った目的のためにお金を借りるのであれば、それは間違っている」とセレイ総裁は最近語った。

NBCのレポートによると、英国には現在、59の商業銀行、9の専門銀行、86のマイクロファイナンス機関があり、合計2,614の本部と支店、3,998の現金自動預け払い機が全国に設置されている。

2012年3月19日に正式に発足したカンボジア信用調査局は、カンボジアの金融機関や消費者に金融情報、分析ソリューション、信用調査サービスを提供する大手プロバイダーである。