カンボジア、2023年に604台の電気自動車を新規登録

カンボジアでは2023年に604台の電気自動車が新規登録され、東南アジア諸国での累計登録台数は1,335台となったと、公共事業運輸省が金曜日に発表した。

報告書によると、カンボジアでは近年電気自動車が勢いを増しており、2020年の電気自動車登録台数はわずか5台で、2021年には63台、2022年には663台に増加するという。

現在、電気自動車充電ステーションは国内18カ所に設置されているという。

カンボジア政府は、電気自動車や電動バイクは環境に優しく、お金の節約にもなるとして、人々の利用を奨励している。
中国のホンチーブランドのカンボジアにおける総代理店であるMingyang Guoji Co, Ltd.の販売スーパーバイザーであるモウン・ソクメン氏は、人々がEVの利点をより認識するようになったため、消費者の関心が大幅に高まったと述べた。

「現在、小規模電気自動車から大規模電気自動車まで、多くの電気自動車を完売しており、当社の電気自動車は消費者から大きな支持を得ている」と新華社に語った。

中国からレティン・メンゴの電気自動車を輸入しているCar4you社の電気自動車マネージャーウドム・ピセイ氏は、電気自動車はガソリン車やディーゼル車に比べて可動部品が圧倒的に少ないため、維持費や修理費も内燃エンジン車より低いと述べた。

「電気自動車は充電が簡単で環境に優しいので、電気自動車を使用することはお金の節約になります」と彼女は新華社に語った。

公共事業運輸省によると、カンボジアは二酸化炭素排出量を削減するため、2050年までに電気自動車を40%、電動バイクを70%普及させることを目標としている。
この目標を達成するため、政府は2021年から電気自動車の輸入関税を引き下げ、従来の内燃エンジン車の税金より約50%低くしている。