ノロドム・シハモニ国王は火曜日、カンボジアに新たに任命されたユネスコ代表フラビオ・ボネッティ氏を王宮(ケマリン宮殿)で迎え、公式の謁見を行った。
今回の会見は、ボネッティ氏の外交使命の正式な開始を意味するもの。会合の際、特使は国王に新鮮な花束とフランス産マカロンを贈呈し、国際機関とカンボジア王室との間に深い敬意と文化的友好の意を示した。
国王もこれに応え、伝統的なクメール銀細工の精巧な装飾品や、カンボジアの君主と王宮の歴史を記録した書籍など、複数の王室記念品を贈呈。さらに、国内の文化遺産保存・修復活動を詳細に紹介した写真集も手渡され、カンボジアの文化保護への揺るぎない取り組みが強調された。
ボネッティ氏は謁見の栄誉を述べ、カンボジアで奉仕できる喜びを表明。ユネスコとして教育、文化・自然遺産保護、科学・コミュニケーション分野での二国間協力強化に引き続き尽力することを確認した。
特使はまた、アンコール遺跡およびサンボー・プレイ・クック遺跡に関する国際調整委員会の名誉会長としての国王の重要な役割に敬意を表明。国家の持続的平和、統一、多分野の発展は、カンボジア国民と関連機関の努力の成果だと称賛した。
国王は特使団を歓迎し、ボネッティ氏の任期がユネスコとカンボジア王国の関係を一層深めると確信を示した。また、国の安定を称え、国会議長フン・セン氏や首相フン・マネット氏の指導力に感謝の意を表した。
会見は、国王によるボネッティ氏および同行者への王室の祝福で締めくくられ、特使は国王の健康と長寿、繁栄を願う挨拶を返した。
この会合は、発展する現代世界において、カンボジア独自の歴史的アイデンティティを保護するため、同国と国連の緊密なパートナーシップの重要性を示すものとなった。