ターキッシュエアラインズ、イスタンブール-プノンペン直行便を就航

トルコの国営航空会社であるターキッシュエアラインズは11日、イスタンブールとプノンペンを結ぶ新路線を開設し、カンボジアの国際航空ネットワークにおける存在感を一段と高めた。

テチョー国際空港で行われた就航記念式典には、国家民間航空事務局(SSCA)のマオ・ハヴァンナル長官、観光省のフオット・ハック大臣、カンボジア駐在トルコ共和国大使ウルク・コジャエフェ氏、ターキッシュエアラインズ取締役会兼執行委員会会長アフメト・ボラト氏らが出席した。

この新路線は、ボーイング777-300ER型機を使用し、12月11日から週3便で運航される。カンボジア航空業界にとって大きな前進とされている。

式典でハヴァンナル長官は、新路線の開設はカンボジア航空分野の重要な節目であると同時に、カンボジアとトルコ共和国の友好と協力関係が深まっている象徴でもあると述べた。

「ヨーロッパ、アジア、中東を結ぶ世界有数のハブであるイスタンブールを通じて、カンボジアは世界の市場、ビジネス拠点、文化都市へより便利にアクセスできるようになりました」と強調した。

新路線は両国に新たな機会をもたらし、長期的な相互利益をさらに強化するものになると述べた。

「航空路線の拡充は、観光促進、投資誘致、貿易活性化、そして国民に新たなチャンスを生み出すために不可欠です」と大臣は語った。