カンボジア、2025年の経済成長率は5%に減速見通し

カンボジアは2025年に5%の経済成長を達成すると予測されており、2024年の6%から減速する見通しであると、ヴォンセイ・ヴィソット常任副首相が木曜日に発表した。

国家戦略的開発計画の発表式典で、ヴィソット氏は、成長の鈍化はタイとの国境紛争および米国によるカンボジア製品への19%の関税措置といった負の影響によるものだと説明した。
米国は8月1日付で、カンボジアから輸入されるすべての製品に対して19%の関税を課している。
副首相によると、東南アジアのこの国の一人当たり国内総生産(GDP)は、2023年の2,520ドル、2024年の2,713ドルから、2025年には約3,000ドルに上昇すると見込まれている。
カンボジア経済は主に、縫製品、履物、旅行用品の輸出、観光業、農業、不動産および建設業に依存している。
経済財政省(MEF)の報告書によると、2025年の産業部門(主に縫製、非縫製製造業、建設)は7.1%の成長が見込まれ、サービス部門(観光、運輸、通信、貿易、不動産)は3.8%の伸び、農業は0.9%の増加が予測されている。