カンボジアと南アフリカ、貿易協力強化に向けた新たな機会を模索

ラット・サラヴート商務省次官は昨日、ダーキー・エフライアム・アフリカ駐カンボジア南アフリカ大使の表敬訪問を受け、両国間の貿易・経済関係のさらなる促進策について協議した。

サラヴート次官は大使を歓迎し、両国間の貿易協力における継続的な進展を強調するとともに、二国間交流を拡大するために追求できる主要な仕組みについて概説した。

この席で大使は、将来的に両国間の潜在的な商品の交換、特に南アフリカの潜在的な農産物(リンゴ、ココナッツ、ナシ、ブルーベリーなど)のカンボジアへの輸出を強化するための覚書(MOU)を締結する提案を行った。

これに対し、国務長官は提案を歓迎し、特に南アフリカ側が需要を持つ米製品に関連し、民間セクター間のビジネスミーティングや貿易展示会の開催調整の可能性を双方が模索すべきだと提案した。

最後に、国務長官は大使に対し、カンボジアの地域的・二国間自由貿易協定から得られる貿易利益を最大化できるよう、南アフリカの投資家・実業家に対しカンボジアの投資・ビジネス潜在力を促進する支援を要請した。