カンボジアのサル・ソカ副首相(内務大臣)と訪問中のロシアのイーゴリ・クラスノフ検事総長は、カンボジアとロシアの協力関係の発展を賞賛した。
この称賛は、昨日プノンペンで行われた両者の会談の中で行われたもので、両者は両国間の長年の外交関係を振り返り、特に内務分野におけるカンボジアとロシアの協力の成果を前向きに評価した。
サル・ソカ副首相は、2025年4月28日に開催された第11回カンボジア・ロシア貿易・経済・科学技術協力政府間委員会の重要性を強調した。彼は、このメカニズムが両国の関係省庁・機関間の様々な分野にわたる協力関係の強化・拡大に不可欠であると述べた。
また、法執行における協力に感謝の意を表し、カンボジア国家警察官に様々な訓練プログラムを提供しているロシアの機関に感謝した。
会談の中で、イーゴリ・クラスノフ副首相はロシア検察庁の中核的機能について説明した。彼は、特に国境を越えた犯罪との闘いにおいて、国際的な法的協力を強化することの重要性を強調した。この分野での協力は国家間関係の重要な要素であることを確認した。
この席で、ソカとイーゴリ・クラスノフの両氏は、これまでの進展に謝意を表明するとともに、多方面にわたる二国間協力の強化・推進へのコミットメントを再確認した。
同日、オム・イェンティエン議長が代表を務めるカンボジア反汚職ユニットと、イーゴリ・クラスノフ氏が代表を務めるロシア検察庁は、汚職撲滅における協力に関する覚書に署名した。