カンボジア、アンコール遺跡への中国人観光客48%増を記録

カンボジアは、2024年にユネスコに登録されたアンコール遺跡公園を訪れる中国人観光客の数が48%増加すると報告した。

国営アンコール・エンタープライズの報告書によると、シェムリアップ州北西部に位置する古代遺跡は、昨年82,675人の中国人観光客を迎え、前年の55,689人から48%増加した。

同報告書によると、この数字は2024年に同公園に到着する外国人観光客総数102万人の8%を占めるという。

報告書によると、中国はアンコール遺跡群を訪れる外国人観光客の中で、米国、英国に次いで3番目に多い国である。

401平方キロメートルのアンコール遺跡群は、現在東南アジアで最も人気のある観光スポットであり、9世紀から13世紀にかけて建てられた91の古代寺院がある。

アプサラ国家機関の副局長兼スポークスマンのロング・コサル氏は、2023年11月のシェムリアップ・アンコール国際空港の開港と2024年のカンボジア・中国人民交流が、アンコール公園への中国人観光客の増加につながったと述べた。