カンボジア商務省が火曜日に発表した報告書によると、カンボジアの自転車輸出は2024年の最初の11ヶ月間、前年同期比で約20%の減少を経験した。今年1月から11月までの電動自転車を含む自転車輸出額は3億7,570万ドルで、前年同期の4億6,800万ドルから19.7%減少した。
カンボジア商務省のペン・ソビシート長官兼報道官は、カンボジアで製造された自転車は主にヨーロッパ諸国、米国、カナダなどに販売されていると指摘した。輸出の減少は、世界的な景気減速とそれに伴う不確実性により、購入注文が大幅に減少したためであるとした。
ソビシート長官兼報道官はさらに、自転車は衣料品、履物、旅行用品、自動車タイヤ、米、ゴム、カシューナッツ、イエローバナナ、マンゴー、リュウガンなどの農産物に続く、カンボジアの主要な製造業輸出製品の一つであると指摘した。現在、国内には5つの自転車製造施設があり、いずれもベトナムとの国境沿いにあるスバイリエン州バベット市の経済特区内にある。