アンソムケーキ展、文化的意義を強調

カンボジア青年連盟連合は、9月28日から29日までの2日間、プノンペンのチャバル・アンポフ地区にあるコル・トテウン・パゴダでアンソム餅展を開催する。
このイベントは、クメール人の祖先の伝統を守ることを目的としており、蓮の花やジャスミンの折り紙、チャペイ・ダン・ベンのパフォーマンス、ランタンの点灯など、様々な付随プログラムが含まれている。

あらゆる年齢層に適したこの展覧会は、若い人たちにアンソム餅の作り方を学んでもらい、その文化的意義を理解してもらうことを目的としている。

アンソム餅とは、もち米に牛肉や豚肉を詰めたもので、カンベン祭やプチュンベン祭でカンボジア人に特に人気がある。
参加者は、緑豆、牛肉、豚肉、パームシュガー、もち米、ニンニク、バナナ、ゴマなどの食材や、包む工程で使われるバナナの葉や麻紐を紹介するさまざまなブースを訪れた。

参加者は、伝統的な方法でもち米を挽く方法など、実際に体験しながら学ぶことができた。イベントの最後には、来場者に焼きたてのアンソム餅の無料試食が振る舞われ、積極的な参加へのおいしいご褒美となった。

9月29日のイベントには、UYFCの会長でもあるフン・メニ副首相も出席した。