日本大使一行、バッタンバンの地雷除去活動を視察

植野 篤志カンボジア日本大使は2024年8月28日、現在進行中の地雷除去活動を視察するため、バッタンバン州サムロット郡オサムリルコミューン、チャムロンロメアンクロム村の地雷原を訪問した。

カンボジア地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ事務局長が植野 篤志一行を歓迎しました。訪問中、大使一行は手動の地雷除去チーム、地雷探知犬、ALIS探知機、機械式地雷除去チームなど、CMACの地雷除去ツールを視察した。

オサムリル・クロム村は、サムロット地区方面からプノム・ウェイ・チャップ村の裏手に位置し、面積は1,200㌶を超え、100世帯以上、合計560人以上が暮らしている。村の面積の約61%、764㌶以上が地雷や不発弾の影響を受けている。10人の村民が地雷の犠牲になっている。
CMACは、250㌶に相当する33の地雷原の除去に成功しており、2025年7月までに残りの500㌶以上の除去を計画している。

訪問中、大使一行は地雷の被害者や生存者と面会し、被災地での日常生活について学んだ。

植野 篤志一行は、カンボジアの人々や日本政府から感謝の言葉や継続的な支援の要請を受け、カンボジア政府は、人命救助とカンボジアの開発支援というCMACの使命を支援することができた。

植野 篤志はまた、日本政府とカンボジア政府の強いコミットメントと協力関係を現地社会に伝えた。