産業・科学技術・イノベーション大臣であり、インフォーマル経済開発調整委員会の委員長であるバンディ大臣は、7月18日、カンボジア国立銀行（NBC）のセレイ副総裁との会議の共同議長を務めた。
会議では、インフォーマル経済発展のための国家戦略の実施におけるNBCの進捗状況や、インフォーマルセクターにおける正式な銀行・金融サービスの利用促進のための協力について話し合われた。
バンディ大臣は、カンボジアの実質的なインフォーマルセクターを発展させることは、カンボジアの2030年と2050年の目標を達成するために不可欠であると述べた。彼は、この戦略を実行する上でNBCの重要な役割を強調した。
バンディ大臣は、デジタル経済・ビジネス委員会がインフォーマル・ビジネス登録のためのデジタル・プラットフォームを開発中であることを付け加え、NBCに対し、プラットフォームに登録された後、正式な銀行・金融サービスへのアクセスを促進するよう要請した。
セレイ副総裁はこのイニシアチブを歓迎し、NBCの技術チームにさらなる検討を依頼した。セレイ副総裁は、NBCが国家戦略への貢献において大きく前進していることを指摘し、コミュニティへの働きかけを通じた金融リテラシーの促進や、一般教育のカリキュラムに金融の授業を組み込むなどの取り組みを強調した。
さらに、NBCはインフォーマル・ビジネスに貯蓄口座を開設し、正式な金融サービスを利用するよう奨励してきた。また、便利で費用対効果が高く、効率的な決済システムを開発し、女性のための正式な金融サービスの利用を促進した。
バンディ大臣は、国家戦略の主要施策の実施におけるNBCの進捗を称賛した。また、同大臣は、インフォーマル経済開発調整委員会が主要な利害関係者と積極的に関与し、戦略の目標達成に向けた進捗状況の監視と行動計画の見直しを行っていることを紹介した。
