カンボジアのASEAN加盟国との貿易額は2024年上半期に79.6億ドルに達し、2023年同期の71.3億ドルから11.6%増加したと、商務省が土曜日に発表した。
同報告書によると、同国は今年1月から6月にかけて、他のASEAN諸国に26.8億ドル相当の製品を輸出し、前年同期の24.8億ドルから8%増加した。
一方、ASEAN諸国からの輸入額は52.8億ドルで、46.5億ドルから13.5%増加した。
同報告書によると、カンボジアの対ASEAN貿易額は、今年上半期の貿易総額263億ドルの30.2%を占めた。
ASEANにおけるカンボジアの貿易相手国トップ5は、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアである。
ASEANは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムで構成されている。
カンボジアのフン・マネ首相は、カンボジアはASEAN諸国の中で活気のあるパートナーであると述べた。
「カンボジアは、ASEANや世界貿易機など、主要な地域的・世界的貿易協定に戦略的に加盟しており、ダイナミックな世界市場において、高度に統合されたプレーヤーとして位置づけられている」と、最近の演説で述べた。
また、衣料品や自転車を含むメイド・イン・カンボジアの製品は、その品質と競争力のある価格設定により、現在ASEANや世界で認められていると付け加えた。
カンボジア商務省のペン・ソビシート国務長官兼報道官によると、カンボジアは今年上半期、ASEANへの衣料品や繊維製品、ソーラーパネル、電子機器、精米やカシューナッツなどの農産物の輸出が増加しているという。