世界最大の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P グローバル)は、2023 年 8 月 15 日に発表した調査結果に基づき、ABA 銀行の格付けを「B+」に据え置いた。
格付けのアウトルックは引き続き「安定的」であり、ABAが今後12~18ヵ月にわたって強固な財務内容を維持するとの専門家の予想を強調している。
さらに、ナショナル・バンク・オブ・カナダ・グループにとってのABA銀行の戦略的重要性も確認された。「ナショナル・バンク・オブ・カナダは2014年に初めて投資して以来、ABAへの出資比率を着実に高めてきた。最新の資本注入は2023年6月であった。2018年以来、4億7,000万米ドルを注入している。これは、ナショナル・バンク・オブ・カナダのABAに対するコミットメント、ブランドとの関連性、緊密な監視を強調している」とS&Pは結論付けている。
調査の最新情報によると、ABAはカンボジア最大の銀行である。同金融機関のデジタル・プラットフォームとトランザクション・バンキングは、革新的で利便性の高い商品とサービスの提供、営業コストの削減を可能にしている。これらの能力は事業拡大の礎となっている。
S&Pグローバル・レーティングスからのB+格付けの確認は、ABAの顧客にとって明るい兆しである。これは、当行が財務的に健全であり、強固な基盤を有していることを意味する。また、安定的なアウトルックは、S&P グローバル・レーティングスが ABA の今後の業績を期待していることを示しています。
ABAは持続可能な成長にコミットしており、高い収益実績を上げている。ABAは十分な資本を有し、不良債権の水準も低い。
最近、ABA は株主の支援を受けて払込資本を継続的に増額してきた。これにより、2023年8月現在の総資本は17億ドルに達している。
S&Pグローバル・レーティングスは、政府、企業、金融セクター、ストラクチャード・ファイナンスの事業体や証券に対する100万件以上の信用格付を有する、世界有数の信用格付会社である。
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S&Pグローバル・レーティングスは、世界28カ国に約1,500名のクレジット・アナリストを擁している。本社は米国ニューヨークにある。