タイ国会議長、カンボジアへの投資を奨励することを誓う

タイの国会議長は、カンボジアの国会議長代理を前に、タイ人投資家のカンボジアへの投資を奨励し、タイで働くカンボジア人労働者の権利を促進することを表明した。

この発言は、2024年3月21日午前、タイ王国のワンムハマドノール・マタ国会議長がカンボジアのチーム・ヤップ国会議長代理を表敬訪問し、二国間会談を行った際に行われた。

会談の中で、カンボジア国会議長代行は、タイ国会がASEAN列国議会同盟として初めて第7回議会を開催した歴史的なカンボジア訪問を称賛した。また、今回の訪問は、伝統的な友好関係、善隣関係、戦略的パートナーシップをさらに強化し、二国間協力を強化することに大きく貢献するものである。

チーム・ヤップ代議員は、来年は両国の外交関係樹立75周年に当たり、その意味で議会外交は戦略的パートナーシップを深める上で重要な役割を果たしていると述べた。

また、カンボジアのNA議長代行は、国家と国家の枠組み、国会と国会、企業と企業、政党と政党、国民と国民の間など、すべての関係者が良好な協力関係を築いており、多面的かつマルチレベルの二国間協力が行われていることを強調した。

現在100万人以上のカンボジア人がタイに住み、働いており、両国の社会経済発展に大きく貢献している。チーム・ヤップ氏は、カンボジア人出稼ぎ労働者の権利を保護し、家族を養うための合法的な収入を提供しているタイの国会と王室政府に感謝の意を表した。

これに対し、ワンムハマドノール・マタ氏は、二国間関係の長年の進展と協力、そしてこの関係の重要な成果について語り、代表団団長とともに、両国の立法府と行政府がタイとカンボジアが兄弟であることを再確認することを強く希望した。

両国は良き隣人であり、良き友人である。諺にもあるように、一人の親友は遠く離れた十人の親友に勝る。
タイ国会議長は、タイの投資家がカンボジアにもっと投資することを奨励すると同時に、タイで働くカンボジア人労働者の権利を促進し、タイ国民として彼らとその家族を大切にすると述べた。